住宅ローンと消費者金融ローンの違い

「ローンを組む」と聞くと、多くの人が一番身近に感じるのは、住宅ローンだと思います。住宅の購入時に一括で買う人はあまりなく、ほとんどの人が金融機関からお金を借りて月々のローンを組むことになるからです。

その他、教育ローンや車のローンなども馴染みが深いかと思いますが、少額を必要な時に借りる消費者金融ローンも利用する人は多いのではないでしょうか。こちらは金利は高いですが、審査や手続きが簡単でとても便利なシステムなので、幅広い人が手軽に利用しています。

では、住宅ローンと消費者金融ローンの違いはどのような点なのでしょうか?まず、金利がかなり異なります。住宅ローンは、大きな金額を長期間で返していくものなので、利息総額の数字はかなり大きくなりますが、利率はさほど高くありません。それに対し、消費者金融ローンは、簡単に融資する代わりに短期間で返済する前提のものなので、利率が高く設定されています。

その他、審査にも大きな違いがあります。住宅ローンを組む際には、職業、勤務先、勤続年数、役職、収入、資産状況、その他の借り入れ状況などなど、様々な角度から細かく審査されて融資が決定します。審査に通らない人も沢山います。消費者金融ローンは、そこまでの厳しい審査はありません。もちろん無職無収入では申し込めませんが、主婦や学生でもパートやアルバイトで一定の収入があれば利用できる可能性が大いにあります。

このように、住宅ローンと消費者金融ローンでは、金利や審査に大きな違いがあります。それぞれの特色をきちんと理解した上で利用すれば、人生プランが豊かになっていくかと思いますよ。

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